サステナビリティ
製造工程における廃棄物削減

製造工程における廃棄物削減

原材料および水使用量削減

3R-廃棄物削減

ニッタグループでは、3R(廃棄物の発生抑制〔Reduce〕、再使用〔Reuse〕、再生利用〔Recycle〕)を廃棄物削減の基本として取り組んでいます。その対応としては、循環型社会形成推進基本法の理念に 則り、(1)発生抑制、(2)再使用、(3)再生利用、(4)熱回収、(5)適正処分の優先順位で各対象物を検討しています。
廃棄物削減へのアプローチとしてはNS活動(ニッタシステム:徹底した無駄の排除による生産性の向上と原価の低減活動)と連携した継続的改善が中心となっています。活動の成果は、製品の歩止りの向上や不良品の削減として表れてきます。歩止り向上の事例としては、伸縮装置(橋梁用ゴムジョイント)製品製造工程における、新規切断機導入による切断後の廃棄物削減が挙げられます。
また、ニッタグループはISO14001の認証を受けており、環境に対する法令遵守を確実に行っています。廃棄物処理法や個別のリサイクル法および各事業所に適用される条例への遵法対応として、実務としては廃棄物処理契約書が委託内容と合致していることや廃棄物処理業者の許可証の最新内容の把握、マニフェストによる管理、 多量排出事業者報告等を実施しています。
さらに廃棄物処理委託会社と適宜情報交換を行い、より環境負荷の少ない処理方法を検討し見直しています。なお、毎年10月には、「3R推進月間」「食品ロス削減月間」に因んだ啓発活動やパトロール を行い、ゴミ分別状況確認や社員食堂の運営会社と連携した“つくり過ぎと食べ残しの削減活動”を強化しています。
今後もNS活動の標語に掲げる「改善は無限」を合言葉に、3R・廃棄物削減のテーマに対してより精細に取り組み、成果を上げて参ります。

法令に則ったPCBの処分(ニッタ奈良工場)

廃棄物の分類指示看板と置場

水使用量削減活動への取り組み

目標:上水、井戸水の使用量を年間1%削減(全社)
ニッタグループでは、主に生活水や食堂では上水を、製造での冷却水・ユーティリティ設備・緑地散水には井戸水を使用しています。使用量削減に向けて、以下のような取り組みを推進しています。

  1. (1)2020年度までの取り組み
    • 井戸水の削減(冷却水の削減) 奈良工場では冷却用水を排水せず、循環式(チラー水)として水資源の有効活用を推進した結果、25mプール換算で約38杯分の水量を削減することができました。さらには、ベルト製造時の金型冷却水槽への補給水削減を進めています。
    • 上水の削減(漏水箇所の点検、修繕) ニッタグループでは、「エネルギー監視システム」により異常使用量箇所の調査を行うとともに、漏水による無駄な水の点検も常時行い、異常があれば速やかに修繕する等の対応により、使用量の適正化を図っています。
  2. (2)今後の取り組み
    • 水の有効利用 雨水をタンクに貯蔵して利用することで、水資源の節減に努めます。主な利用用途としては、構内緑地への散水を想定しています。
    • 節水バルブ、節水コマ設置による削減 蛇口ごとに節水バルブや節水コマを設置し、コントロールすることで適正水量に調整する取り組みを今後行っていきます。節水バルブや節水コマは「オリフィスの原理」により、水圧を高めながら水量を減少させることで、水の流水量を適正にして使用感を変えない節水方法です。
    • トイレのタンクレス化推進 トイレのタンクレス化により、1回当たりの排水量を抑制します。上記の削減施策等により、ニッタグループとしての使用量は減少傾向にありますが、さらなる削減に向けて全社を挙げた取り組みを推進していきます。